1/1

繰り返される不祥事には「敬天愛人」を

繰り返される不祥事には「敬天愛人」を。

最近「繰り返される不祥事」という言葉をよく耳にします。

メディアが取り上げやすい「大きな組織」に多いようです。

中小零細はメディアが取り上げないだけかも知れませんが、小さい会社はリーダー・社長と従業員スタッフの物理的距離が近いので、起こりにくいのかも知れません。

組織が大きくなると、経営者やリーダー達はルールで統制するしか無いと思っているのか、対策なり、再発防止なりの新たな規範を設けられるようです。

繰り返される「因」の一つに、こういう「お上から指示を出す」やり方で、組織全体が「思考停止」になっているというのもあるかと思います。

上から指示をしないと、みんなバラバラな事を言い出し、やり出し、統制が取れなくなると思い込んでいるからではないでしょうか。

つまり「各個人の判断基準」に任せると「私に取っての正義(自分にとって都合が良い)」が現れて、最終的には国家間の戦争に繋がりかねないと思われるからです。

しかし、ルールはある意味で「正解」です。

正解を与えられてしまえばもう考える必要はありません。従えば良いだけですから。



敬天愛人 天を敬い人を愛す

◎判断基準を「天」にゆだねる

来年の大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛の言葉です。

不祥事が繰り返されるのはこの思想にかけるからでは.....

この言葉に突き動かされて企業経営をしたのが、京セラ創業者の稲盛和夫師。

経営者としての判断は「私人」がするのですが、その時に「公人」として「天にゆだねる」つまり「宇宙的視座で思考する」事が大切になってきます。

時には自分にとって不利な判断でも「正々堂々と潔く」下さなければなりません。

ここが出来なくなって「繰り返される不祥事」が色んな所で起こっているのではないでしょうか。

kyocera_yokohama


◎人を愛す

先日京セラ様のとある事業所へ取材に伺った際に、お話しを深く聞いているうちにある事に気がつきました。

京セラでは「アメーバ経営」という組織を「アメーバ」と呼ぶ小集団に分け経営をされていますが、アメーバ経営と聞くとどうしても「部門別採算」が先に思い浮かびます。

しかし今回の取材で、小集団にすることによって、メンバー全員が知恵を絞り、努力をし「人材の育成」「全員参加経営」を実現されていることを目の当たりにしました。

つまりこれは中小零細企業そのもので、リーダー・社長が常に現場に近い。または現場で皆と共に汗を流して働いている。

物理的にも精神的にも距離が近いことを意味しています。

従業員数7万人。売上も2兆円を目指す大企業京セラの実態は「中小零細が沢山集まった会社」なのですね。

大切なところは組織の大小に関係なく、上に立つ人物の判断基準が「私」から離れ「天」「宇宙」レベルの高次な判断が出来るかどうかで、更にそれは「唯一無二の正解を与え思考停止にする行為」でないような気がしています。

メディアが中小の不祥事を取り上げないだけかも知れませんが、中小零細がええ加減な仕事をしたら一発で会社潰れますから、「大きい(ままの)組織」の限界が来ていると考えるのが妥当かも知れませんね。
私たちがピントを合わせるのは、御社の理念、商品の強みです。
法人映像制作サービス